現地就職・結婚・永住などは、日本の留学保険(海外保険)では対象外。


留学生の中には、海外での就職・永住を夢見てがんばっている人も多い。
だが、実は、夢を達成してしまうと、日本の留学保険(海外保険)では補償対象外となる。
これは、日本の保険会社が、あくまでも「日本を出発して、日本に帰国する予定の明らかな人」のみを契約対象・補償対象としているからだ。留学の場合、かなり長期間の滞在となり、実際には現地で暮らしている形となるが、保険会社は、「”留学生”とは”日本から海外に学ぶために渡航して長期滞在”をし、日本に帰ってくる旅行者」と考えてくれるので、契約ができる。
しかし、現地就職や現地での結婚などによる永住権などの取得となると、現地に定住していると考えられ「旅行者」の枠を超えてしまうため補償対象外となる。

現実的には、海外で就職できても現地の会社がすぐには保険を用意してくれなかったり、結婚の場合も婚約ビザや申請中などで、現地の保険に入れない状況も多い。しかし、残念ながら、日本の保険会社はそこまでの事情を配慮してくれているわけではない。
現状では、現地でその他の保険を探すしか、身を守るすべは無い・・・。


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